【着付け師直伝】着物で階段を上るときの正しい所作とは?裾を汚さない「上前」の押さえ方&コツ👘

【着付け師直伝】着物で階段を上るときの正しい所作とは?裾を汚さない「上前」の押さえ方&コツ👘

こんにちは♪
着付け師の太田 明美です😊

着物で階段を上るとき、裾を踏まないように気をつけていますよね。

でも、実はそれだけではありません。

気づかないうちに、
「上前の裾を階段の側面に擦って、汚してしまっていること」があるんです💦

今回は、着物で階段を上るときに裾を汚さないためのコツを、着付け師の太田がご紹介しますね👘✨

着物で階段を上るとき、なぜ裾を汚しやすいの?💦

着物を着て歩くときは、普段の洋服と比べて裾の扱いに少し気を配りますよね。

でも、階段になると平らな場所を歩くときとは状況が変わります。

「裾を踏まないようにする」ことに意識が向きがちですが、実はそれ以外に「裾の汚れ」にも注意が必要なんです⚠️

階段の側面に着物の裾部分が当たってしまうから

階段を上るとき、何も意識せずにそのまま上ると、着物の裾が階段の側面に触れてしまうことがあります。

階段は、一段一段に段差がありますよね。
足を上げて一段ずつ上っていくときに、着物の裾部分が階段の側面に近づきやすくなります。

すると、
実は着物の裾がヒラヒラして、階段に擦れていることがあるんです😳

しかも、上っている本人からすると、裾がどこに触れているのかは見えにくいもの。
気づかないうちに、汚れがついてしまうこともあります💦

これは着物だけではありません。

ロングスカートやワイドパンツなど、裾の長い洋服でも、階段を上るときに裾が段差に触れてしまうことがありますよね。

着物の場合はお手入れのこともあるので、できるだけ汚さずに大切にしたいところです😊

着物に慣れた人ほど「いつもの動作」になっていることも

ここは、今回のお話でぜひ覚えておいてほしいポイントです☝️

「着物初心者だから、階段では気をつけないと!」

と思う方も多いかもしれません。

でも実は、「着物に慣れている方」も要注意なんです。

着物を着慣れてくると、最初の頃のように、

「裾は大丈夫かな?」
「袖は踏まないかな?」

と、一つひとつの動作を意識しなくなってきますよね。
これはもちろん悪いことではありません。

むしろ、着物を着ていることを意識しすぎず、自然に動けるようになったということです♪

ただ、普段の動作が自然になったからこそ、階段でもいつもの感覚で上ってしまいがち。
すると、上前の裾が階段の側面に触れていても、そのまま気づかず上ってしまうことがあります。

着物に慣れている方ほど、

「そういえば、階段では裾のことをあまり意識していなかったかも...」

ということがあるかもしれませんね😊

実は、階段の汚れは気づかないうちにつきやすい

着物の裾についた汚れは、その場ではなかなか気づきにくいことがあります。

階段を上っている最中は、足元に注意しながら前を見て歩きますよね。

そのため、

「今、裾が階段に触れたかも?」

と思っても、わざわざ立ち止まって確認することは少ないのではないでしょうか。

そして目的地に着いてから着物を見ると、

「えっ、こんなところに汚れがついてる!😳」

なんてことも。

特に、白っぽい着物や淡い色の着物は、裾の汚れが気になりやすいですよね。
もちろん、階段を上ったからといって必ず汚れるわけではありません。

でも、ちょっとした所作で裾が階段に触れにくくできるなら、やっておいて損はありません😊

次の章では、実際に階段を上るときのポイントを詳しくご紹介しますね👘

着物で階段を上るときの正しい所作|裾を汚さない3つの対策ポイント👘

では、実際に階段を上るときはどうすればいいのでしょうか?

難しいことはありません😊
意識したいのは、たった3つ💡

「上前を軽く押さえること」と「少し右斜めを向くこと」「階段の幅の手前側の足を下ろす」です☝️

いつもの階段の上り方に、ちょっとだけこの動作をプラスしてみてくださいね♪

ポイント① まずは「少し右斜め」を向く

今回いちばんお伝えしたいポイントが、
階段を上るときに「少し右斜めを向く」ことです☝️

階段に差しかかったら、正面を向いたままではなく、
体をほんの少し右斜めに向けてみましょう💡

体全体を大きく横に向ける必要はありません。

「ちょっと右を向く」くらいでOKです😊

この小さな向きの変化で、上前の裾が階段の側面に当たりにくくなります。

【着付け師・太田のコメント】

着付け師 太田 明美(おおた あけみ)

Instagramに動画を投稿したところ、「上前は押さえていましたが、右斜に向くという発想はありませんでした!」というコメントもいただきました。 上前を押さえることは知っていても、「少し右を向く」というところまでは、意外と意識していない方も多いのかもしれませんね。

 

階段を上るときは、まず「ちょっと右斜め」を思い出してみてください♪

ポイント② 上前を軽く押さえながら上る

少し右斜めを向いたら、次は上前を軽く押さえながら上っていきましょう。

階段を上るときに、上前の裾を手でそっと押さえます。

ここで大切なのは、裾を大きく持ち上げるのではなく、「軽く押さえる」こと。

裾が階段の側面に触れないように、手で少しコントロールしてあげるイメージです😊

「裾を踏まないようにしなきゃ!」と力を入れすぎなくても大丈夫。

着物の形を崩さないよう、自然に押さえながら一段ずつ上ってくださいね。

ポイント③ 階段の幅の手前側に足を下ろす

右斜め前を向いて、上前を押さえながら階段を上る際は、

「階段の幅の手前側に足を下ろす」のがポイント💡

階段の幅の奥のほうに足を下ろすと、裾部分が階段の側面に当たりやすくなります⚠️

なるべく手前側に足を下ろすことで、裾が階段に触れて汚れることを防げますよ💡

なぜ右斜めを向くと裾が汚れにくいの?

なぜ少し右斜めを向くと、裾が汚れにくいのでしょうか?

ポイントは、階段に対する着物の裾の位置です。

正面を向いたまま階段を上ると、上前の裾が階段の側面に近づきやすくなります。

少し右斜めを向いて上ることで、上前の裾が階段の側面に当たらないように意識して動かします。

つまり、

「裾を持ち上げて避ける」

というより、

「裾を押さえて、体の向きを少し変えて避ける」

という考え方なんです😊

大きく体をひねる必要はありません。

階段に上がるときに、ほんの少し右斜めを意識するだけ。

こうした小さな工夫を覚えておくと、着物でのお出かけがさらに安心になりますよ👘✨

一度覚えてしまえば難しい動作ではありませんので、次に着物で階段を上るときに、ぜひ試してみてくださいね♪

着物で階段を上るときにやってはいけないNG行動3つ⚠️

着物で階段を上るときは、裾を汚さないことだけでなく、着崩れや転倒にも注意したいところです。

「裾を気にするあまり、かえって動きにくくなってしまった……」

なんてことにならないように、避けたい行動を3つご紹介しますね😊

① 裾を押さえずにそのまま上る

まずは、裾を何も押さえず、そのまま階段を上ること。

階段の段差に合わせて足を上げると、上前の裾が階段の側面に触れてしまうことがあります💦

「裾を踏んでいないから大丈夫」と思っていても、階段の側面に擦れている可能性があるんですね。

階段に差しかかったら、上前を軽く押さえてみましょう。

先ほどご紹介したように、少し右斜めを向いて上るのがポイントです☝️

ほんのちょっとしたことですが、着物の裾を守るために覚えておくと便利ですよ♪

② 裾を持ち上げすぎる

「階段で裾を汚したくない!」

そう思うと、裾を高く持ち上げたくなるかもしれません。

でも、これもやりすぎには注意です⚠️

裾を持ち上げすぎると、

・着崩れしやすくなる
・歩きにくくなる
・足元が見えすぎてしまう
・見た目にも不自然になりやすい

など、別の問題が出てきます。

汚したくないからといって、持ち上げすぎもNGですよ〜😊

上前は、あくまでも軽く押さえる程度。

「裾を高く持ち上げる」のではなく、「裾が階段に触れないように少しコントロールする」と考えてみてくださいね。

③ 急いで駆け上がる

そして、これは一番気をつけてほしいことです⚠️

着物に草履で階段を駆け上がるのは、本当に危険です💦

「急がなくちゃ!」と思っても、階段では慌てず、一段ずつ上りましょう。

着物を着ているときは、普段の洋服よりも足元の動きが制限されます。

そこに草履も加わるので、急いで動くとバランスを崩して転倒する恐れがあります。

着物をきれいに着て、お出かけを楽しむためにも、

「着物の美しさより、まず安全!」

これが所作の基本です😊

階段では、歩幅を少し小さくして、足元を確認しながらゆっくり上ってくださいね。

裾を汚さないことももちろん大切ですが、まずは安全に階段を上ること。

そのうえで「上前を軽く押さえる」「少し右斜めを向く」というひと工夫を加えてみましょう👘

着物で階段を上るときの所作を美しく見せるコツ👘✨

着物で階段を上るときは、裾の扱いだけでなく、動作そのものもゆったりと。

特別なことをする必要はありません。
ポイントは「小さな歩幅」と「落ち着いた動き」です😊

歩幅は小さめにする

階段では、普段より少し歩幅を小さくすると、着物の裾が動きすぎず、足元も安定しやすくなります。

一段ずつ、無理のないペースで上りましょう。

裾は必要以上に持ち上げない

裾を汚したくないからといって、高く持ち上げる必要はありません。

上前を軽く押さえて、裾が階段に触れないようにする程度でOKです☝️

着物姿では、何か特別な動作をするよりも、丁寧に動くことが美しい所作につながります。

階段では「きれい」より「安全」を優先

着物姿を美しく見せることも大切ですが、階段では安全が最優先です。

後ろから人が来ていても、焦って駆け上がるのはNG。

草履で階段を上るときは、足元に気をつけながら、ゆっくり一段ずつ上りましょう😊

雨の日や汚れやすい場所ではさらに注意!☔



雨の日や屋外の階段では、普段よりも裾の汚れに注意しましょう。

雨の日は水はねや泥汚れに注意

雨で濡れた階段や、水たまりのある場所では、裾に水や泥がつきやすくなります。

そんな場所では、いつも以上に裾の位置を意識して、できるだけ階段に触れないようにしましょう。

万が一着物が汚れてしまったら、早めにお手入れに出すのが大切です💡

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👘着物クリーニングは本当に必要?料金相場・出す頻度・信頼できるお店の選び方を着付け師太田が解説!

駅や屋外の階段では焦らない

駅など人の多い場所では、周囲の流れにつられて急ぎたくなることもありますよね。

でも、着物のときは無理にペースを合わせなくても大丈夫💡
雨の日の濡れた床や階段は滑りやすいので、草履のときはゆっくり歩くのが安全に過ごす大切なポイント。

階段に差しかかったら、上前の裾を軽く押さえることを思い出してくださいね😊

上ったあとに裾をチェック

階段を上り終えたら、余裕があれば裾をさっと確認しておくと安心です。

もし汚れがついていた場合は、慌ててこすらず、まずは汚れの状態を確認しましょう。

着物の素材によっては、自分で落とそうとすると生地を傷めてしまうこともあります。

気になる汚れは、無理に処理せず、着物のお手入れを扱っている専門店に相談するのがおすすめですよ👘

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着付け師太田に聞きたい!着物で階段のお悩みQ&A👘

ここまで読んで、「こんなときはどうするの?」と思った方へ。

着物で階段を上るときによくある疑問に、太田がお答えします😊

階段では着物の裾をどのくらい持ち上げればいい?

裾を高く持ち上げる必要はありません。

階段の側面に触れないように、上前を軽く押さえるくらいでOKです☝️

持ち上げすぎると着崩れや歩きにくさにつながるので、「必要な分だけ」を意識してくださいね。

Q. 右斜めを向くのは階段を上るときだけ?

A. 今回ご紹介した「少し右斜めを向く」という動作は、階段を上るときの裾汚れを防ぐためのポイントです。

階段では、裾がどこに触れるかを意識しながら、無理のない範囲で取り入れてみてください😊

「右斜めに向かなきゃ!」と大きく体をひねる必要はありませんよ。

Q. 階段を下りるときも裾を持ったほうがいい?

A. 階段を下りるときも、足元と裾には注意しましょう。

特に大切なのは、裾を踏まないことと、足元を確認しながらゆっくり下りること。

上るときとは動きが違うので、無理に同じ動作をする必要はありません。

「焦らず、一段ずつ」を心がけてくださいね😊

Q. 振袖のように袖が長い着物の場合はどうする?

A. 振袖など袖の長い着物では、裾だけでなく袖にも気をつけたいですね。

階段を上るときは、片方の手で上前を軽く押さえ、もう片方の手で両袖をまとめると動きやすくなります。

袖を階段や手すりなどに引っかけないよう、周囲にも気を配りましょう。

振袖は袖が長い分、普段以上にゆっくり動くことを意識してくださいね👘

まとめ|着物で階段を上るときは「上前+右斜め」を思い出して😊

着物で階段を上るときは、裾を踏まないことだけでなく、階段の側面に上前の裾を擦らないことも意識してみましょう。

今回ご紹介したポイントは、とってもシンプルです☝️

・上前を軽く押さえる
・少し右斜めを向いて上る
・歩幅を小さく、階段の幅の手前側に足を下ろす
・急がず、一段ずつゆっくり上る

特に覚えておいてほしいのが、「上前を押さえて、少し右斜め」です。

いつもの動作にほんの少し意識をプラスするだけなので、次に着物で階段を上るときにぜひ試してみてくださいね😊

着物をきれいに保つことも大切ですが、何より大切なのは安全にお出かけを楽しむこと。

階段では焦らず、ゆったりと。

美しい着物姿で、楽しくお出かけしましょう👘✨

太田のインスタグラムで動画で説明しています。ぜひフォローしてくださいね! 

 

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